freeK Vol.166(2024年7月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『青ずいきと油揚げの煮物』のレシピをご紹介します!
「ずいき」とは里芋の葉柄の総称で、皮の色により八つ頭芋の「赤ずいき」、軟白栽培した「白ずいき」、蓮芋の「青ずいき」に分けられます。ずいきを乾燥させたものが「芋がら」です。
「青ずいき」は、細かい穴が多く開いている葉柄を、干さずに食す夏野菜で、芋は食べない品種です。味はシャキシャキと淡白ですが、スポンジ状のため味がよく染み込み、酢の物、煮物、味噌汁の具、サラダ、刺身のツマなどに使います。主に高知県で栽培され、ハウス栽培で1年中出荷しています。低カロリーで食物繊維が多く、マンガンがタンパク質、糖質、脂質の代謝を助けて、カルシウム、ビタミンKとともに骨の形成促進も期待されるので、女性には嬉しい野菜です。店頭にない時は、ネット販売もありますのでぜひ一度お試しを♪
青ずいきの旬
7~9月(ハウス栽培は周年)
カリウム、カルシウム、マンガン、亜鉛、ビタミンK、食物繊維
切り口が白くて変色がなく、太めで皮に張りがあり、明るい緑色のもの。
新聞紙で包んで風通しの良い冷暗所で早い目に。長期保存は、あく抜き後カットして冷凍。凍ったまま調理する。