freeK Vol.150(2023年3月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『うど&ホタルイカの春の和♡パスタ』のレシピをご紹介します!
栽培ものが主に出回り、本来「山うど」とは天然物を指しますが、穂先だけ日光に当てて茎に土寄せして作る栽培物も、「山うど」として販売されています。特に関東ローム層の柔らかい土地を利用した地下の室(むろ)で、完全遮光して育てる東京は、栃木、群馬、秋田に次いで有名なうどの生産地です。酢水に約10分浸けてアクを抜いたら、生でいただくことができます。穂先は天ぷら、茎は酢味噌和え、皮はきんぴらなど、とすべて余すことなく楽しめる山菜です。天ぷらの場合、アク抜きは不要です。春の香りをうどの風味でいち早く感じてみませんか~?
うどの旬
3~5月
カリウム、葉酸、アスパラギン酸、クロロゲン酸、食物繊維
穂先がピンとしていて、全体に太く、産毛が密に生えているもの。
湿った新聞紙で包み、冷暗所で早い目に。長期保存は、切ってサッと茹で冷凍する。