freeK Vol.142(2022年7月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『シシトウとナスの揚げない♡揚げびたし』のレシピをご紹介します!
身の先が獅子の口に似ている唐辛子ということで名前が付いた「シシトウ」。種を取らず洗うだけで手軽に調理できる唐辛子の甘味種のシシトウは、人間の体を酸化から守るビタミンのエース(ビタミンA、C、E)をすべて含む優秀な野菜です。ビタミンA、Eは脂溶性のため、料理に油を使うと吸収率が上がります。また、動脈硬化予防があるビタミンPも含み、このビタミンPはビタミンCの吸収も助けるため美肌効果が期待できます。付け合わせなど脇役の多いシシトウですが、今回のレシピは体への効果もシシトウが主役級です。シシトウのビタミンCが、酢の作用で溶け出したちりめんのカルシウムの吸収を助け、油を使うことで体の酸化を防ぐ効果もアップした体にやさしいレシピです。
6月~9月
ビタミンC、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンP、カリウム
皮が鮮やかな緑色でハリがあるもの。軸の切り口が新しいもの。大きすぎるものは味が落ちていることがある。
低温と乾燥に弱いため湿らせたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室に。