freeK Vol.134(2021年11月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『ブラウンマッシュルームと小松菜のアンチョビガーリック炒め』のレシピをご紹介します!
世界一の生産量と消費量を誇るキノコ「マッシュルーム」。日本ではまだ消費量は少ないですが、欧米では一般的なキノコです。瓶詰や缶詰も出回りますが、人工栽培で年中手に入るため、ぜひ生の風味を味わいましょう。シコシコとしてクセがなく、新鮮なものは生で食べることができる唯一のキノコです。旨味成分はグアニル酸とグルタミン酸で、特にグアニル酸はしいたけの約3倍も含み、加熱すると旨味と香りが増加します。サラダ向きの上品な風味のホワイト種と比べ、ブラウン種の方が旨味と風味が濃厚で、炒め物や煮込み料理などに向いています。低カロリーで脂質の代謝を助けるビタミンB2や食物繊維も多く、ダイエットにもぴったりです。
4~6月、9~11月
タンパク質、ビタミンB2、カリウム、銅、食物繊維
軸が太くて短く、傘は丸くてすべすべして締まり、切り口の変色がないもの。傘裏のひだが黒く変色したものは、熟成した証拠。
ペーパーに包み保存袋に入れて、冷蔵庫(2~5℃)で約1週間。長期保存は薄くスライスし、レモン汁をかけて、保存袋で冷凍する。