freeK Vol.124(2020年10月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『サクッ!シャキシャキ!ハタケシメジの2色揚げ』のレシピをご紹介します!
「ハタケシメジ」って、あまりなじみがない野菜かもしれませんが、
実は三重県生まれの野菜なんですよ。
シャキシャキとした食感がおいしいので、見かけられた時はぜひ食卓に取り入れてみてください!
1998年、三重県にて初めて商業用人工栽培に成功した「ハタケシメジ」。名前のとおり畑に生えるきのこですが、野生種が少なくなり人工栽培も難しいきのこでした。また、昔から「香り松茸、味しめじ」といいますが、ハタケシメジはこの味のいい「本しめじ」に一番近縁のきのこで、本しめじに似た風味と旨味があります。クセもなく日持ちがよく、加熱後もシャキシャキとした食感が残るのが特徴で、炒め物、煮物など和洋中いろいろな料理で楽しめます。免疫を高めるβ-グルカンが他のきのこよりも多く、三重大の動物実験では、市販8種のきのこより、がん細胞の成長を抑える効果や血圧を下げる働きの高いことが認められ、健康食品も作られています。※三重県産は、地物コーナーや産直施設等で販売。京都産は「丹波しめじ」という名で販売されています。
通年
ビタミンB2、カリウム、鉄分、食物繊維、β-グルカン
軸がしっかりしていて、水分が出ていないもの。
パックのまま冷蔵庫で約1週間。長期保存は子房に分けて保存袋で冷凍する。