freeK Vol.160(2024年1月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『キャベツと豚バラのレンジ蒸し』のレシピをご紹介します!
寒くなると甘味が増す冬キャベツ。巻きが固くずしりと重いのが特徴。外葉が一部紫色になっているものがありますが、それを見つけたらラッキー! 強い寒さに当たるとアントシアニン色素が増えるためで、傷みではなく、逆に甘味が多いサインです。紫色は水に溶けて退色するので、調理に問題なく使えます。ブロッコリーの紫色も同様です。風邪予防のビタミンCはレタスの約8倍多く、別名「キャベジン」と言われる胃腸粘膜を保護するビタミンUも含むため、お正月の胃腸疲れにはぴったりです。また、造血や骨作りを助けるビタミンK、整腸作用のある食物繊維、塩分を排出して高血圧予防が期待できるカリウムも多く、加熱すると量が沢山摂れて消化も良くなり、水溶性のビタミンC、カリウムは煮汁も一緒にいただくことで無駄なく摂取できます。
冬キャベツの旬
12~3月
ビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、食物繊維、カリウム
葉にツヤと張りがあり、緑色が濃いもの。玉はずしりと重くて固く締り、切り口は白くて500円玉程度の大きさのもの。半分にカットしたものは切り口がみずみずしく、芯の高さが 以下のもの。
芯をくり抜いて、湿らせたペーパーを詰め、全体をラップで包み、芯を下にして野菜室に。長期保存は、食べやすい大きさにカットして保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍保存し、加熱調理に。
また、今月は特別編として「旬の冬野菜」を使ったレシピを掲載いたしましたので、ぜひ合わせてご覧ください!