野菜ソムリエプロ T.Little Kitchenの野菜レシピ160

freeK Vol.157(2023年10月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、

『シンプル栗の茶巾絞り』のレシピをご紹介します!

 

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*今月の野菜* 栗

栄養価が高い「秋の味覚」

鋭いイガに覆われたクリクリの毬栗(いがぐり)から、3粒ほど顔を出す栗。イガと鬼皮で頑丈にガードされて育つ栗ですが、食べている「実」と思っているところは、一般でいう「種」の部分にあたります。種だけに大切に守られ、次世代が育つ栄養がバランスよく入っています。エネルギー源のデンプンをはじめ、デンプンからのエネルギー生産や皮膚と粘膜の健康維持を助けるビタミンB1が多く、また、美肌効果が期待できるビタミンC、塩分を排出するカリウムも含みます。特にビタミンCはジャガイモと同様にデンプンに囲まれているため、加熱にも強く無駄なく摂取することができます。縄文時代の遺跡からも見つかるくらい古くからある栗。この秋は日本の歴史にも思いをはせながら、色々な料理で栗を楽しんでみませんか?

 

栗の旬

9~10月

おもな栄養

デンプン、ビタミンC、ビタミンB1、葉酸、カリウム、亜鉛、食物繊維、アミノ酸

おいしい栗の選び方

鬼皮は硬くて濃い茶色でツヤがあり、全体にふっくらして重いもの。底の部分は黒くなく、べとついていないもの。穴があるものは虫食いの可能性あり。

保存方法

収穫後、4~30日寝かせることでデンプンが糖に変化し、甘みが増すため、保存袋でチルド室に入れる。茹でて皮つきのまま、保存袋で約1か月。

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