freeK Vol.147(2022年12月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『親芋セレベスのガリバタステーキ~きのこ添え』のレシピをご紹介します!
セレベスは里芋の1つの品種で、インドネシアのセレベス島でよく作られていたことより名が付きました。一般の里芋は皮が黒くて粘りが多く、子芋と孫芋を食べますが、セレベスは、皮が赤みを帯び(別名:赤芽芋)、粘りが少なくほっくりしていて、親芋と子芋を食べます。セレベスは、低カロリーで塩分排泄作用のあるカリウムが多く、アミノ酸の代謝を助けて皮膚の健康や女性ホルモンのバランスを整える働きや、精神の安定の維持するビタミンB6、貧血予防や糖質や脂質の代謝を助けるモリブデンを含みます。
形が大きいため皮がむきやすく、ヌメリが少なくて里芋とジャガイモの中間のような食感のため、一般の煮物のほか、ポテトサラダ、揚げ物、グラタン、ポタージュスープなどの洋風レシピでも楽しめます。
セレベスの旬
11~1月
ビタミンB6、食物繊維、カリウム、モリブデン
実がしっかりふっくらしていて、お尻の部分が柔らかくなっていないもの。
丸のまま新聞紙で包んで冷暗所か、土の中。
下処理し小分けにして冷凍する。