freeK Vol.138(2022年3月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『かいわれ大根ともやしのシーチキン♡塩昆布サラダ』のレシピをご紹介します!
ピリッとした清涼感が特徴の新芽野菜の代表選手「かいわれ大根」。大根の新芽ですが、2枚貝が開いたように見えることでこの名がつきました。平安時代から食されていたといわれ、古くは地植えの高級食材でしたが、1960年代に水耕栽培が開発されて室内での大量生産が可能となり、身近なものとなりました。辛み成分のイソチオシオネートには強い抗酸化作用があり、抗がん作用が期待されています。種の時には含まないビタミンCなどの栄養が発芽により合成されますが、生でいただくことでこれらの栄養の損失を防げます。加熱するときは短時間で、栄養が溶け出した汁もいただける料理にしましょう。また、骨の形成を助けるビタミンKやカロテン、ビタミンEは脂溶性のため、油を使うことで吸収力がアップします。
通年
ビタミンK、ビタミンC、ビタミンB群、葉酸、カロテン、ビタミンE、カルシウム、イソチオシオネート
葉が鮮やかな緑色で、茎は太さが均一で白く張りがあるもの。
根元のスポンジを湿らせ、入っていた容器に入れ立てて野菜室に。