freeK Vol.133(2021年10月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『里芋とミンチ肉の味噌マヨグラタン』のレシピをご紹介します!
縄文時代には日本に渡来していたといわれる「里芋」。サツマイモやジャガイモは17世紀頃に入ってきたので、古くは芋といえば山でとれる「山芋」、里でとれる「里芋」のことでした。親芋、子芋、孫芋とできることより子孫繁栄を意味する野菜として、おせち料理やお祝いの料理には欠かせません。塩分の排出を助けるカリウムは芋の中でトップクラス、ジャガイモの約1.5倍です。食物繊維はサツマイモに匹敵するほど含み、サツマイモよりカロリーが低いためダイエットにも最適です。加熱すると出る粘り成分には、タンパク質の消化吸収を高めたり、胃腸を保護したり、脳細胞の活性化や免疫力をアップする働きも期待されています。
9~11月
ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、タンパク質、食物繊維
泥付きで適度な湿り気がある方が、洗ったものより味と日持ちがよい。縞模様が平行にはっきりあり、傷がなく芽が出ていないもの。
泥付きは湿った新聞紙で包み、冷暗所で。洗ったものはよく乾かしてビニールに入れて野菜室に。柔らかく蒸してから冷凍する。