freeK Vol.128(2021年5月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『シラスとしめじの和風deアヒージョ』のレシピをご紹介します!
さまざまな料理のアクセントになる「にんにく」。
「アヒージョ」も、おうちのレパートリーに入れてほしい料理。
和風に仕上げると、より親しみやすくなります!
古くから世界中で愛される香辛野菜「にんにく」。古代エジプト、ギリシャでは薬用として用いられました。細胞が壊れることでできる香り成分のアリシンは、豚肉などに多く含むビタミンB1と結びつくと糖をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復を助けます。また、アリシンから生成されるアホエンという成分は血流をよくし、脳機能の活性化や認知症予防が期待されています。アホエンは脂溶性油で、100℃以上で壊れるため低温の油で抽出し、ドレッシングなどに使いましょう。中央にある芽は焦げやすくエグミもあるため、取り除くと料理の味と香りがよくなります。
5~7月
カリウム、ビタミンB1、ビタミンB2、アリシン
薄皮の色が白く艶があり、粒が固くて締まりのあるもの。
ネットに入れて、涼しく風通しのいい場所につるす。または、紙袋に入れて冷暗所に。皮をむいて丸のまま冷凍し、凍ったまますりおろす。