freeK Vol.120(2020年9月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『ネバネバコンビdeほんのりピンク♡金時草と山芋の酢の物』
『金時草のパープルゼリー』『金時草の天ぷら』のレシピをご紹介します!
今月の野菜「金時草」は、私たちの生活にあまりなじみがありませんが、
栄養成分たっぷりで、ぜひ食卓に取り入れたい食材の一つ。
今回は、3つのレシピを紹介していただいているので、お見逃しなく!
葉の表が緑色、裏は赤紫色のツートンカラーの「金時草」。加熱するとモロヘイヤやオクラのようにヌメリが出るのが特徴です。18世紀に中国より伝わり、各地の地場野菜として親しまれていましたが、昭和初期に商品として栽培され、全国に広まりました。各地でさまざまな名前があり、愛知では「式部菜」、熊本では「水前寺菜」、沖縄では「ハンダマー」と呼ばれ、最大産地の金沢では、「加賀野菜」に認定されています。強い抗酸化作用のアントシアニン色素、β-カロテン、ほうれん草の約3倍のカルシウム、発芽玄米の約2倍の神経伝達物質であるGABAなど、健康を助ける成分を多く含み、沖縄では古くから「不老長寿・血の薬」といわれています。
7~10月
β-カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄、アントシアニン、GABA、食物繊維
葉先がピンとしていて、色が鮮やかで、特に裏葉の紫色が濃いもの。
湿らせたペーパーで包んでビニール袋に入れ、立てて野菜室に。