freeK 111(2019年12月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『ゆり根と梅じゃこの炊き込みご飯』のレシピをご紹介します!
「ゆり根」は、滋養強壮やイライラ解消に効果的な野菜なので、慌ただしくなる年末にぴったりの食材。梅じゃこをトッピングすることで見た目も華やかに。栄養のある野菜をしっかり食べて年末まで乗り切りましょう!
芋に似たホクホクした食感が魅力のゆり根。茶碗蒸しやおせち料理でおなじみですが、フライ、卵とじ、煮物、蒸して和え物といろいろな料理に利用できます。ゆり根は、古くから中国や日本で滋養強壮、鎮静作用の薬用とされ、精神を安定させるため、常食すると不眠、更年期の不定愁訴などの改善も期待できます。また、肺や気管を潤す作用もあり乾燥しやすいこの時期にもピッタリです。年末にかけて何かと慌しくイライラしやすい時期、簡単!ゆり根ご飯でホッとしてみませんか? お正月前は特に値段が高くなるため、その時期は避けてたくさん楽しみましょう。
京都産 10~12月、北海道産 12~2月
でんぷん、食物繊維、カリウム
色が白く、鱗片にふっくら張りがあり、全体に締まっているもの。紫色のものは苦味がある場合があり避ける。おがくずのまま売られている方が新鮮。
おがくずや新聞紙などで包み、風通しの良い冷暗所か野菜室で。水気で痛みやすいので注意。鱗片をばらしてサッと加熱し、ラップで包み冷凍する。