freeK Vol.123(2020年12月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『ロマネスコのクリームパスタ~柚子胡椒風味』のレシピをご紹介します!
ロマネスコは日常的には食卓に登場しないかもしれませんが、
見た目がおもしろく、華やかなので、
記念日やパーティーなど「ここぞ」という時には、使いたい食材です!
味はブロッコリー、食感はカリフラワー。ブロッコリーとカリフラワーの特徴をいろいろマネ、少し芸術的な形をした「ロマネスコ」。別名「うずまき」「さんごしょう」。日本では十数年前から出回りましたが、ヨーロッパではポピュラーな野菜で、イタリアの伝統野菜です。加熱すると翡翠色になり、ほんのりとした甘みと旨味、ほっくりとした食感が楽しめます。円錐形がうずまき状に多く集まり、その1つ1つはまるでクリスマスツリーのようです。ビタミンCが多く、加熱で損失することが少ないため、美肌作りや疲労回復、風邪予防にぴったりの野菜です。軸の方からカットして子房に分けると美しい形を保てますので、今年のクリスマスは、ロマネスコの料理で「野菜アートの世界」を楽しんでみませんか?
11月~3月
ビタミンC、カロテン、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、食物繊維
切り口が新鮮で、つぼみに変色がないもの。
濡らしたペーパーを切り口に巻いてラップで包み、野菜室で早い目に。