freeK Vol.122(2020年11月号)の「野菜ソムリエプロ T.Little KitchenのVege-Life(ベジ・ライフ)」では、
『春菊と桜エビのふ和っとサラダ』のレシピをご紹介します!
食欲の秋に食べすぎて、
ちょっと重くなってしまった体にちょうどいいレシピです!
私も「春菊がおいしい!」と思える年になりました!
名前から春が旬と思われがちな「春菊」ですが、春に菊の香りに似た黄色い花を咲かせるためこの名がつきました。加熱時の香りや苦味が苦手な人も多いと思いますが、香りには食欲や消化の増進、整腸、自律神経を調える働きがあります。また、香りが強いため、アクも強いと思われがちですが、えぐみの原因の「シュウ酸」は少なく、生でもいただけます。粘膜を強化して風邪予防になるβ-カロテンは、ほうれん草よりも多く、青菜類ではトップクラス。骨を強化するカルシウムは、牛乳より多く含みます。コロナに負けないように健康のためにも、お鍋、お浸し、炒め物だけではなく、生の春菊を一度楽しんでみませんか?
通年
β-カロテン、ビタミンC、ビタミンB2、葉酸、カルシウム、鉄、マグネシウム、食物繊維
葉は鮮やかな濃い緑色で張りがあり、下の方から密生しているもの。茎は太すぎず柔らかくて、切り口が新鮮なもの。
湿らせた新聞紙に包み、ビニール袋に入れ立てて野菜室に。サッと茹でて小分けにして冷凍する。